星の王子さま

こんにちは、税理士の渡邊美弥子です。

棚の整理をしていたら、『星の王子さま』サン=テグジュペリ著が出てきました。可愛い表紙に心が躍り、早速読み始めました。

この本を初めて読んだのは、小学生低学年の頃だったと思います。親に買ってもらい、挿絵がかわいくって、ワクワクして読み始めたのですが、いまいちピンとこなかった記憶があります。王子様が訪れた星々で出会う大人たち・・・おかしな大人たちだなあ・・・と思いましたが、彼らは何を意味しているのかよくわかりませんでした。

大人になってもこの本が好きで何度か読んでいますが、読むたびに感じ方が違い、読むごとに心が揺さぶられます。

大切なことは目に見えないことを忘れてしまった 6つの星で生きる 大人たちを風刺していたことに気が付くのは、自分が大人になってからでした。

大人は数字が好きで、年はいくつだ、年収はいくらだの、そういうことに興味を持つけれど本当に大切なことは目には見えないんだ・・・と言っています。

私もそのことを心に留めながら仕事に向き合うようにしてきました。(税理士業は数字が大事なんだけど、もっと深い人の心や営みに寄り添うようになりたいと思っています)

王子さまとキツネとの会話・・・・さよならが近づいてきたときの王子さまと僕とのやり取り・・・いっぱい泣いちゃいました。

僕が王子さまから笑う星々をプレゼントされたことを思いながら、昨晩夜空を見上げました。昨日の夜空は澄み渡っていて星と月がきれいでした。目に見えない大好きな人たちを思いながら星を見ていたらまた泣いちゃいました。

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渡邊美弥子税理士事務所

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渡邊美弥子