運を味方につけるカギ「意識」のしくみ

こんにちは😊日本橋 人形町 蛎殻町の税理士、渡邊美弥子です。

ここ数年、私は「運」という言葉にとても引き寄せられています。雑誌PRESIDENTが「運」特集を組むとすぐ購入して読みます。家の本棚に並ぶ雑誌をたまに読み返したりしています。

思考が現実化することは前回のブログ(ひも理論)で軽く触れましたが、「思考」は「意識」に内包されていると私は考えます。

そこで運と意識の関連性についてPRESIDENT2022.2.4号21頁に記載されたコラム『運を味方につけるカギ、「意識」のしくみとは?』を紹介します。(私なりの解釈を交えた要約)

運をいかに味方につけるかは、意識のありようと密接にかかわっています。

意識とは①「知覚」、②「視点」、③「認知」、④「記憶」で構成されています。

①知覚・・・物事が起きたとき、それを情報として捉え、脳内の神経細胞で何かを感じとっています。物事にはまだ意味はなく中立であります。運を見いだせる人は、知覚が微細で解像度が高いため多くの情報を取り込むことができます。

②視点・・・知覚された物事は視点に移ります。視点とは一つの物事を様々な角度でとらえることです。短期的、長期的、自分的、他人的、空間的、経済的等あらゆる切り口があります。こうした見方の多様性は教養によって培われていきます。読書をしたり、美術館に行ったり、自然に触れたり、様々な体験を通じて私たちは教養を培っています。教養により視点の数を増やすことは、物事を好意的にとらえ運が良いと自覚するための決定的な要素の一つになります。

③認知・・・運が良くない人は、物事を短絡的かつ画一的に受け止めてしまいがちで、喜怒哀楽の感情に左右されやすい傾向があります。

それに対し、多角的な受け止め方ができる人は、様々な意味づけを可能にし、多少のことでは動じません。運が良い人とは、自身にとって良いと思える意味づけをし、結果を選択できる人といえます。

ここまでをまとめると、意識は①物事を知覚し②どういう視点でとらえ③どう認知するか・・という段階を経ています。要は、起こっていることは中立であり、それをどう捉え意味づけするか、その受けとめ方が運のカギを握っているということです。

そして以上の①知覚②視点③認知は、瞬時に行われているので、心身を整えて、不要な情報に惑わされることなく、ありのままの現実を受け止めることがポイントであり、問題が起きたとしても「自分の思い通りに世の中は動かない」と執着しないことも大事です。

④記憶・・・①②③と一つの認知が経験として貯まると記憶になります。経験が増え、記憶が貯まれば素早い判断ができるという利点がある一方、それらの記憶は不要なプライドや偏見につながることがあります。これが視点と認知の幅を狭めてしまうのです。

そして記憶が貯まると知覚が鈍くなるので、記憶が脳内の容量オーバーにならないようにノートに書きだしたり人と話したりして不要な記憶を外部化するのも大事です。

昔話よりも未来のことを話し考える人ほど運が良くなります。時間軸
(この時間軸の話も面白いです。時空と重力の話!ちょっと難しいけど💦その話はいずれ😊) をどう歪め拡張できるかが予測不可能な時代を生き抜く術になるでしょう。

「運」とは起きることよりも「意識の捉え方」によるものです。時間軸を自在に変化させながら知覚をどう鍛えるか、視点をどう増やすか、認知をどう深めるか、記憶をどうデトックスするかがカギとなります。

私事ですが、20代に社会に出たころから「どんな事態が目前に起きようとも動じない心をもちたい」と思っていました。これは自身の成長の尺度の一つでした。そのころに比べればかなり精神の鍛練はできていると思いますが、まだまだ伸びしろは無限大です。この動じない精神力は認知を深めることにつながるのですね。

このようなコラムに触れることも視点の数を増やしているのですね。

人生の主人公は自分自身であり、一度の人生をいかに充実させ楽しくするかは、運を味方にすることも大きなカギとなっていると思いました😊

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一緒に成長しましょう!!

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