税制の中立性について
こんばんは、人形町税理士、渡邊美弥子です。
今、税理士に配付される新聞を読んでいたら面白いコラムがありました。
租税の原則である、公平・簡素・中立のうち中立性の原則について述べています。
税制は、納税者の経済活動を歪めることのないように中立性に配慮しなければならないと言われますが、このコラムを読んだら中立性の原則の輪郭が見えてきました。
要するに、税制は経済活動にバイアスをかけてその行動選択を歪めてはいけないと、中立性の原則で言っています。
行動選択を歪めてしまった税制の例として1600年代後半から1800年代中頃までイギリスで行われていた「窓税」が挙げられています。所得が多い家庭は家に窓が沢山あるという理由で窓の数に課税したので、当時窓のないいびつな家屋が増加して、その結果窓のない家に住む人々が病気になってしまったそうです。
現代社会では考えられない税制ですね。
コラムでは他に悪税(?)らしきものをいくつか紹介しております。税の歴史を紐解くのも面白いですよね。
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渡邊美弥子税理士事務所
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